移転のお知らせ

このブログは2006年11月14日を持ちまして移転いたしました。
以降は下記URLにて更新を続けていきます。
記事はサーバー契約が続く限りは保存しておく予定ですが、
新規トラックバックやコメントは受け付けておりません。

移転先:http://urara.tank.jp/


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2006/03/29

しにがみのバラッド。8

オンライン書店ビーケーワン:しにがみのバラッド。 8しにがみのバラッド。 8

発売:2006.3
発行:メディアワークス
ハセガワ ケイスケ〔著〕
あれ、7巻の感想書いて無いっけ?
6巻でかなり萎えたのですが7巻ではそれなりに盛り返し。
8巻は可も無く不可もなく面白かったって感じでしょうか。

5巻までは読むたびに電車の中で涙腺と戦ってた作品なんですが、7巻8巻はそこまでの破壊力は無かったなあと。逆に、4巻まではまさに神作品だと思う。今の作風は面白いことは面白いんだけど、あまり良くない意味で万人向けになってしまった気がします(ただし6巻はry/ある意味6巻は今後の方向性をマニア向けにするのか万人向けにするのか方向性を図っていたのかな、という気もする)

猫の話が好きでした。以前出たときの話が印象に残っていたというのもあるけど。
あと、正直「UN」の話は蛇足だと思うのは私だけですか。作風違うというか、いっそ富士見の人気作品に多い長編・短編シリーズで別々に出すとかしたほうが面白いんじゃないでしょうか。

レビューとか見ていると、アポロ以外にも最初の方の作品のキャラが出てきてるそうなので余裕があれば1巻から読み返してみたいですね。すっかり最初の方のストーリー忘れてるよ…。

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2006/03/28

風水街都 香港(上)

オンライン書店ビーケーワン:風水街都香港 上風水街都香港 上

発売:2001.5
発行:メディアワークス
川上 稔著
「都市シリーズ」の3作目。
ストーリー的に、直接は繋がってないけど設定や世界観は前作の「エアリアルシティ」と繋がってます。エアリアルシティはどっちかというと設定が判らず、最後まで意味不明のまま終わられてしまった感じでしたが今回は割合わかりやすかった。

とりあえず、“返還前の香港”がモデルというカオス真っ只中だなーと誰でもわかりそうな舞台がうまく生かせているなあと。明らかに西洋のものである天使が風水使ってたりとか、その辺のごった煮感が好きです。

ストーリーの内容に関しては下巻を読まないとなんともいえない感じなので、とりあえず下巻が終わってからー。

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2006/03/28

とある魔術の禁書目録(インデックス) 7

オンライン書店ビーケーワン:とある魔術の禁書目録(インデックス) 7とある魔術の禁書目録(インデックス) 7

発売:2005.11
発行:メディアワークス
鎌池 和馬〔著〕
幾多のレビューサイトで酷評受けていて、ちょうどスパロボJにハマってる頃に発売日が重なった為、暫くの間積み本と化してましたがましたが読んでみたら普通に楽しめました。
そういえば同じくらい酷評だった4も普通に面白かったなあ…。

内容はいつもの通り「偶然か必然か、助けを求めているゲストヒロインに遭遇した当麻が身体を張って巨大な敵と戦う」というパターン。というかこのシリーズはもう一昔前の熱血系ヒーローアニメのノリで読めばいいとおもうよ。水戸黄門じゃないですがもうある程度展開がわかってるから安心して読めるみたいな、そんなノリでいいじゃない(笑)

今回は魔女狩りを初めとして異端者を弾圧した歴史を持つ、最大派閥の「ローマ正教」に対して、逆に国家に弾圧された過去を持つ「天草十字凄教」という構図になっていて、歴史的な対比としても面白かったと思います。特にローマ正教のシスター達のサベツ的発言の数々は猛烈でしたが、だいぶ規模違うけど高校時代(※カトリック系女子高)に何かと隣にあった某学会の建物に文句をつけるうちの学校のシスター達を思い出しました(待て)

珍しくインデックスが活躍してるのも高評価でしたねー。
次巻はツンデレ準ヒロイン?こと美琴がメインの話になるようなので楽しみです。

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2006/03/27

倒凶十将伝 巻之拾参

オンライン書店ビーケーワン:倒凶十将伝 巻之13倒凶十将伝 巻之13

発売:2006.2
発行:朝日ソノラマ
庄司 卓著

posted with 簡単リンクくん at 2006. 7. 4
「ヤマモトヨーコ」などで有名な、そしてラノベ界ではあかほりさとると並ぶ未完作家として有名な庄司卓氏のシリーズ作品で

はじめての完結編、とか噂で聞いたんですがマジですか(間違ってたらすいません)

高校生時代から待ちに待ち続けて早10年近く〜…とか思ってたら意外にまだ7年しか経ってませんでした。まあそれにしても長かったですねー。正直もう完結しないだろうと思ってましたが(苦笑)
以前読んだのが既に3〜4年は明らかに前なので内容が半分くらい頭から抜けてました。しかし、それでもまだ半分くらい内容覚えていたのは本ばっかり読んでいた頃の「読み返し癖」のタマモノか。ツインシグナル小説版・MOTHER小説版の3桁読み返しを筆頭に当時ハマってた作品は全部2桁以上読み返してますよ。

他のレビューサイトさんで「完結したことこそ重要、内容は半ばどうでもいい」みたいな感想がありましたがホントそんなかんじ。一番いい所でずっと放置プレイを食らっていたので続編を諦めつつも数ヶ月に1度は「結局あれはどうなってしまったんだろう…」と続きを気にかけ続けたこの6年間。
これでもう「結局ここのは元にもどったんだろうか…」とか余計な心配しなくてすみます。本当にありがとう!!

完結巻までウン年かかった系の作品だと、もう私は「吸血鬼のおしごと」がトラウマ状態になっているのでラストの終わり方は色々ツッコミたい部分満載ですがおしごとほどひどくなかったからいいや…とか思ってしまいましたよ。(個人的には破軍と十斗の立ち位置は逆の方がしっくりくるかなーって思う。十斗はあんな結末になったら、待つだけじゃなくて自分から未来を良くしようって動くと思っていたので。でも妖魔がモリモリ現れまくってる状態じゃあ仕方なかったのか。)

クライマックスは次から次に現れる敵とか、十斗とここのの展開とかが怒涛の如く展開し、一気に全部読んでしまいました。やっぱり面白いよ…押しも押されぬ未完作家だけど面白いよorz

でもまあ、とりあえずここのたんが可愛かったので個人的にはオールOKです。吉良先輩と連儀がホモくさいなんて誰もおもってn(パァン)

とりあえず、あとはこの調子で「未完作家」の汚名を返上できるといいですね、とか余計なコメントを。ヤマモトヨーコの放置プレイぶりも有名だよねー。途中までしか読んでないけど…。

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2006/03/27

バイトでウィザード 沈めよ恋心、と雨は舞い降りた

バイトでウィザード 沈めよ恋心、と雨は舞い降りたバイトでウィザード 沈めよ恋心、と雨は舞い降りた
椎野 美由貴


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ますます痛々しさに磨きのかかる「バイトでウィザード」長編最新刊です。
もうね、主人公の病状とか色々と、見てて辛いわ(つд<)

コミカルな短編とどっちが好きか〜といわれると基本的に長編の方が好みなのですが、本当に全面的に痛々しくて見てて辛いです。話がクライマックスに差し掛かってきたのか主人公の治癒無効体質もいよいよ…な感じで。

せっかく戦わなくても良くなった京介と礼子が、本家の思惑に踊らされて毎回毎回上手い事すれ違ってしまうのも、途中から「あ〜きっとこれはこの巻の最後まですれ違い続けるんだろうな」と予想できてももどかしいもので。

今まで良い清涼剤代わりになっていた豊花の周辺まですっかりシリアスに染まってしまい個人的には切ない限りです。あのシリアスとギャグのギャップが好きだったんだけどな〜。

もうどこを見渡しても片っ端から救われない展開のオンパレードですが、今後がどうなるか固唾を飲んで見守ろうと思います。だんだんハッピーエンドは望めないんじゃないかって気がしてきたけどやはり京介と礼子には幸せになっていただきたい。

しかし、原田たけひとさんが挿絵描いてる小説って高確率こういう「どこから見ても報われない!」な作品多い気がするのはきのせいですか。ダブルブリッドの完結編まd(強制終了)

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2006/03/27

ムシウタ 06 夢導く旅人

4044288127ムシウタ 06 夢導く旅人
岩井 恭平
おススメ度:★★★★★
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虫憑きであることを隠し普通の学生として生活していた鯱人の前に虫憑きを集める極秘機関“特環”のスカウト獅子堂戌子が現れる。特環本部に代わり、彼女の“レッスン”を受ける羽目になった鯱人の前に、以前かっこうが倒した筈の虫憑きを生む存在のうちの1人“浸父”が、再び姿を現し…。

bugシリーズではないのですがかっこうもふゆほたるも出てこない、ある意味外伝的位置付けの作品。特にかっこうこと大助が直接出てこなかったのは全シリーズ通して初めて?
今回の見所はやっぱり戌子と鯱人の師弟関係だと思うのですが、あらゆる意味で“似たもの同士”な二人のでこぼこ関係が非常に良い。実際は更にそこに梨音を加えて三角関係ですが(笑)

また今回は作品通してのテーマである“夢”に関しても考えさせられました。虫憑きにとっては無くてはならないものであり、生命線とも言える夢ですが、それが本人にとって望んだ夢ではない場合もあるということで。霞王の話でも考えさせられましたが戌子と鯱人は規模が…。

ていうかなにより今回は戌子のキャラがイイ!!傲岸不遜の性格から飴がないと生きていけない身体とか、その身に秘めた重い決意とか…何から何まで良すぎです。エピローグの彼女の最後は本当に涙モノでした。梨音もなかなか美味しかったですが戌子のキャラが強烈過ぎて。鯱人の人の変わりようもかなり強烈だったんですけどね(笑)今回は括弧文すら無かった大助もちゃんと最後の最後でいいところ持ってってます。

特環や侵父の秘密なども明るみになり、次からは本格的に話も動き出すとのことで、これからも続きが楽しみな作品です。

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2006/03/27

フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース

オンライン書店ビーケーワン:燃えるワン・マン・フォース燃えるワン・マン・フォース

発売:2006.1
発行:富士見書房
賀東 招二著

posted with 簡単リンクくん at 2006. 7. 4
久しぶりのフルメタ新作。

ミスリルが壊滅状態になり(というかそう思い込んでるというか…)、かなめを攫われ再び一人になった宗介が日本を遠く離れた紛争地帯で敵対する「アマルガム」の情報を得る為孤軍奮闘する姿を描く。
…というストーリーのあらすじからも想像されるとおり、前作を超える重さを引きずってます。
この他にもゲストヒロインが可哀想な目に遭ったり、宗介の過去が暗示的に出てきたりします。

しかし、それにもかかわらずこの作品は熱い。
タイトルの通り「燃える」作品に仕上がってます。

前回で壊されてしまったミスリルの最新鋭兵器「RX-7アーバレスト」に変わり宗介の愛機として登場するのはオンボロのソ連製AS「サベージ」。
今までは最新鋭機VS最新鋭機の超能力バトルっぽい所があったんですがその最新鋭機をオンボロサベージがパイロットの機転と実力で打ち破っていく姿は非常に熱い展開でした。

しかし、その中でもこのオンボロサベージの名前(クロスボウ)を宗介がほめたり、AIに「アル2号」と名づけたり勝手にアーバレストカラーにしちゃうあたり、かなり胸がキュンとなりました。
本来の自分の居場所に身を置いたからこそ、かなめたちと過ごして自分がどれだけ変わったか気づいてしまい戸惑う(傭兵としての)宗介の姿が印象的。逆に、傭兵の性なのか少し離れただけなのにかなめの記憶が曖昧になっていくことに戸惑う(ただの高校生としての)宗介の姿がなんとも哀しい。

「俺はもう傭兵ではない、ただの男だ」という言葉が胸に響きます。

最後のクラマとの戦いはもう痛々しいわ哀しいわで本当に胸がしめつけられるんですが、続編が久しぶりすぎて「クラマって誰?」という気分になったのも否めないのですが…次はぜひとも内容忘れないうちに続編出してくださいorz

ラストで遠ざかる意識の中必至にかなめの名前を呼ぶ宗介が痛ましいのでとっとと出してくれないと暴れます(待て)
正直短編シリーズとか落ち着くまでお休みでいいから本編をどんどん出して欲しいです。
短編シリーズは今の状態で出されても本編がああなってしまった以上切なくなるだけで…。

しかし、Wikipediaで宗介の幼少時設定のネタバレ読んじゃったんですがなんですか、萌えポイントにジャストヒットでどうしようかとおもっt(強制終了)

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2006/03/27

エアリアルシティ

4073066218エアリアルシティ
川上 稔
メディアワークス 1997-07
オススメ度:★★☆☆☆
by G-Tools

「都市シリーズ」第二作。
文字によって記述され、天使や悪魔が住まう“架空都市”倫敦。本来ならば人間の踏み込むことの出来ないその都市に現れた3人の人間が侵入し、その事件は始まった…。

えーと実はわたくし、読み終わったあとでもいまだにこの世界の設定をイマイチ把握しておりません。何の説明も無くその世界の特殊用語が連発で出てくるので、「???」のまま物語が進みます。こちらのサイトにて世界観について詳しく解説されていますが結局本文を読んだままでは意味がわかりませんでした。

世界設定を理解できれば物凄く「独創的な世界観を描いた、面白い小説」として評価出来るんですが…個人的に世界設定を公式以外の部分の助けを借りなければ理解できないってのはどうかと。続編となる「香港」やTENKY通販限定の「創雅都市S.F」を読むとそれなりに理解できるそうですが、実際続編ってその前の話が面白いとおもわなければ読まないとおもうんですけど。実際私も「終わりのクロニクル」は1の上巻で一度挫折しているので…。
やはり世界観解説はちゃんと「エアリアルシティ」の中で完結させるべきだとおもいます。

キャラクター・ストーリー設定は普通に良いです。
対照的に見えて実は“似たもの同士”な主人公達の関係とかは非常に良いです。クラウゼルとモイラの関係とか特にオススメ。猫娘と警部のでこぼこコンビがまたいい(笑)

ただ、キャラクターや引き込まれるストーリーは文句なしなのですが、やはり世界観設定についてが納得いかないので評価低めで。作者買いだったからそのまま続編読むけど表紙に惹かれたとかそういう理由で単独買いだったらここで読むのやめてる危険性高いしなー…。

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2006/03/27

円環少女(1) バベル再臨

円環少女円環少女
長谷 敏司
おススメ度:★★★☆☆


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魔術を見ただけで消してしまう人間たちが住み、“地獄”と恐れられる地上に堕とされた魔術師の少女メイゼル。この地獄から抜け出すには、地上で魔術を悪用する魔術師たちを100人倒さなければいけない。彼女は監視役の武原仁と共に魔術師たちと戦いを繰り広げる。

とにかくこの作品の醍醐味といったらヒロインのメイゼルが可愛い事だと思うんですが(笑)ツンデレな行動やドSな行動にもかなり燃えましたが特に「せんせ」って呼び方が可愛い!ロリ属性が全く無い私までうっかりキュンとなった!

まさに「ツンデレ」ヒロインの王道。しかしツンデレ通り越して思いっきりサディストなヒロインな気もしますがそれはそれで良し。同性の同級生を涙目にそそられる姿なんかヒロインとしてどうかとおもいますがそれもそれで(略)

メイゼルは論外ですが脇役の女性陣が非常に良いです。十崎京香の豹変ぶりや神和瑞希のツンデレっぷり、そして敵側ですがジュルベールやエレオノールもかなり好きでした。

特にジュルベールは女狐中の女狐という感じで非常に良かったです。こんなの誉めてもどうかと思うけど死に様が見事すぎです(笑)

対してストーリー的の根幹的にはかなり重いです。魔術師達と人間達との深い差別や溝とかサブヒロイン?のきずなと父親の関係とか。また、魔術のシステム的なところが結構細かくて長ったらしい。結局魔法システムなんか半分位しか理解しないで読んでた気がする。レビューサイトの殆どで浅井ラボや川上稔と同系統に分類されてましたがその辺は思いっきり同感ですね。「終わクロ」の1巻の読破に散々てこずり、「され竜」は序盤でリタイアの私には魔法設定の解説あたりで結構だれの来る作品でした。

ただし、後半はそのだれを払拭するかのような急展開に急展開を重ねた展開だったし、逆に言うとこういうシリーズは基本設定の説明の終わった2巻以降が勝負だと思うので続編がかなり楽しみな作品です。

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2006/03/27

パンツァーポリス1935

4840205574パンツァーポリス1935―ようこそ機甲都市伯林へ
川上 稔
角川(メディアワークス) 2000-10
オススメ度:★★★★★
by G-Tools

「都市シリーズ」や「AHEADシリーズ」の川上稔のデビュー作にして、「都市シリーズ」第一作。

舞台は第一次世界大戦後の独逸。人々が夢見た宇宙への進出は打ち上げられた宇宙船が帰還不能になるという悪夢のような事故をきっかけに諦められていた。そしてその事故から15年…再び宇宙に上がるため開発された「成長する」飛行戦闘艦を巡って闘いが繰り広げられる。

友のため、父親の為、そして自分の進むべき道の為に軍に逆らい宇宙を目指す…という設定からして非常に熱い。一昔前のジャンプ漫画三大原則(「友情」「努力」「勝利」)を忠実に守っている小説です。各キャラクターも生き生きとして非常に魅力的。特にヒロインのエルザが非常にカッコいいです。

川上さんの小説は全体的に設定が非常に細かく、導入部分で激しくだれるのが個人的にはネックなのですが、この話はデビュー作という事もあり、全体的に判りやすい世界設定になっています。個人的にはこのくらいスッキリしてる方が読みやすくてよいかも。結構色々と無茶や強引な部分があるというレビューが多かったですがテンションと話を読ませる力が強いので私はあまり気にならなかったです。また、敵も味方も悪い奴はいないというかそれぞれの信念を持って闘っているという所が非常に清清しい。どこかスポーツの試合でも見たような独特の読後感の良さはやっぱり癖になります(笑)

なんか自分の感想とよそのレビューを読んで総合評価すると「よくも悪くも古きよき時代のジャンプ漫画な小説」ってイメージでしょうか。ジャンプ読者じゃないのでなんともいえませんが三大原則は踏襲してるとおもう。

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2006/03/27

AHEADシリーズ 終わりのクロニクル7

オンライン書店ビーケーワン:終わりのクロニクル 7終わりのクロニクル 7

発売:2005.12
発行:メディアワークス
川上 稔著
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.19
約1100ページ、税込1250円の超大作。

上下に分ければいいのに…と、見た瞬間に思ったのですが、この息も吐かせぬ急展開の数々は上下に分けられたら相当テンションダウンしてしまったと思うので、これでいいのだ!!と納得。ていうかこれ500Pとか600Pで1回終わられたら多分凄いテンション下がります。友人に「京極夏彦?」って真顔で言われましたがあのまロい挿絵を見て沈黙しておりました(…)

とりあえず、あらゆる意味で通勤のお供には向かない作品(笑)片手で本なんか絶対もてないし、何より挿絵のまロさも5倍増し。佐山と運・切とのアレなシーンがそれぞれ挿絵入りで1度ずつ入るため電車の中で読んでいてマジ困りました…。

そして、読んでいてこんなにストーリーに引き込まれたのは何年ぶりだろう?
最近色々な意味で本を「消化」していた私に、本を読む本当の楽しさを教え直してくれた気がします。絶対絶命の状況から何度でも雄々しく立ち上がる佐山達の姿に感動。皆が過去を忘れず、軋みを受け止めて、でも蔑ろにする訳ではなく未来に征くために進撃する姿は本当に見ていて清清しかったです。要所要所で感情が溢れて泣きそうに…。3巻以来の京萌えとしては、京ちゃんの旦那復活とかかなり嬉しかったです!

何より、大城(至)とSfのシーンでは泣きそうになりました。Sf健気すぎる…。そしてなんとなくですが、TOP-GにおけるSfはノアだったんじゃないかと…二人のそれぞれの最後の行動を見て、そう思いました。
あと3代の佐山父子が全員で詔を上げるシーン。マジで痺れる…!各巻で入る佐山の台詞は毎回かっこよすぎで大好きでした。最後に上げられる、例の概念の条件文が「姓」ではなく「意志」だったのは、佐山が自分の軋みを克服した証だったのでは、と勝手に解釈しております。

あと、米国UCATかっこよすぎだよ。惚れたよ。
「俺は世界を0.8秒も救えるんだ」は名台詞だと思います。いい男過ぎです。
「清しこの夜」だけじゃなく各国国家が物凄く上手いシーンで挿入されているのがまた良かった。ていうかイギリスUCAT別の意味で素敵すぎなんですけど(笑)

1000Pを越える長編だったにもかかわらず、全く中だるみをすることもなく、最後まで一気に読み切ってしまいました。本当に読後の爽快感はここ何年も得られなかったものだったかと。最近の読んだのって、変に後味の悪いものが多かったような気がして(そういうのも嫌いじゃないんですけど)

とにかく、長い連載お疲れ様でした。
さて、落ち着いたらもう一度このシリーズ1巻から読み直したいと思います!久しぶりに本を読み返したいって思ったよ(笑)

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2006/03/27

AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 6(下)

オンライン書店ビーケーワン:終わりのクロニクル 6下終わりのクロニクル 6下

発売:2005.11
発行:メディアワークス
川上 稔著
下巻が暫く部屋という名の樹海に埋没しており、読めませんでした…。
発見してから一気に最終巻までつっぱしったところなのですが、とりあえず落ち着いてこちらから感想を…!!

各Gとの再交渉を終え、TOP-Gとの覇権をめぐり各G・各国UCATを交えての会議を開催する事になる全竜交渉部隊。まあこの会議が全体的に凄い鳥肌立つほど好きです。まずブレンヒルトと佐山の交渉の所では、ほんと二人の凛々しさに鳥肌立て、京のツンデレ妻っぶりに惚れ直し、単なる癒し系だとおもってた4th-Gのケモノたちの台詞にゾクっとし、最後7th-Gの飛場の台詞で吹きそうになりました(笑)なんというか、飛場と大城は血でも繋がってるんじゃないかと思うくらい立ち位置が似てますね。そして世界発生の謎に対する答えは本当に新鮮に驚けました。

ページ数の長い小説は、全体的にどこかしら中弛みが起きる事が多い気がするんですが(特にガンガン読者の私はハーメルンの中盤やだんだんつまらなくなっていったグルグルとかが忘れられない…)本当にこの小説は読めば読むほどストーリーにのめりこんでいけます。ぶっちゃけページ数も比例して増えているはずなんですが。

そして最後のシーン…今までどんなことがあっても自分のペースを崩さなかった佐山の悲痛な叫びが本当に痛々しくて…ある意味、色々な意味で人間を棄てていた佐山が見せた、初めての「人間らしい」姿だった気がします。

そして遂にストーリーはクライマックスへ。
ある意味このシリーズが(「AHEADシリーズ」は続くとしても)終わってしまうのは本当に名残惜しいです。本当に、忘れられない作品となりそうです。

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2006/03/27

AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 6(上)

オンライン書店ビーケーワン:終わりのクロニクル 6上終わりのクロニクル 6上

発売:2005.11
発行:メディアワークス
川上 稔著
全竜交渉が終わるかと思いきや、『軍』がもたらしたTOP-Gの存在とその滅亡により直前にきて全竜交渉やりなおしという事態に。そんな中、佐山と新庄は8th-Gとの全竜交渉を行う為、そしてお互いの過去を探る為に出雲UCATに赴く。

今回の見所はなんといっても京ちゃんのツンデレっぷり!!レディース宜しく各国UCATにタンカ切るわ、旦那の事ノロケまくるわでまさに正統派「ツンデレ」の趣き。もう3巻以来ずっと最強の萌えキャラとして崇めてきましたが、ここにきて更に萌えっぷりが上がった気がします。ツンだけでなくデレの要素が加わったところがまた(笑)

原川とヒオのツッコミ漫才夫婦も今回は暴走気味でしたが、ヘタレ全開の飛場が男を見せてくれたのが嬉しかったです。というかもうこの子、最初出た頃は単に美影馬鹿のヘタレで、からかわれ役という印象しかなかったのに、すっかりオープンエロなキャラに・・・。

来月発売の最終巻に向け話はだんだんと重くなっていくところですが、時々そんな重さを吹っ飛ばすようなコミカルなシーンが入るのがテンポがよく、600P弱といえどあっさり読みきってしまいました。
過去もあらかた暴露されたところで、あとは軍の2人がどう動くのが気になるところです。

しかし、流石に上下同時に出されるとあの厚さは強烈ですね。

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2006/03/27

ムシウタbug 3rd. 夢狙う花園

ムシウタbug 3rd. 夢狙う花園
ムシウタbug 3rd. 夢狙う花園

ハルキヨだの霞王だの本編のキャラが少しずつ出てきました。
今のところ外伝読まなくても本編は楽しめますが、逆に外伝を読むと本編が更に楽しめるような仕様になっているのがいい感じです。

ところで今回は他の話は個人的にイマイチ不発だったのですが、最後の「夢奏でる人形」がツボ。元々霞王は本編の方からツボなキャラだったんですが(学校でのお嬢様モードとのギャップが好きv)あんなに悲しい過去を持っていたとは。学校でのお嬢様モードも、元々の自分を出しているだけだったんですね。
なんだかんだいって今回は全話登場してるというわけでbugシリーズでのレギュラー獲得とみていいんでしょうか?それとも今回は霞王スペシャルだったんでしょうか(笑)

亜利子が正式に虫憑き認定とのことで、話がどう変わっていくのか楽しみ。
今度は本編にbugのキャラクター(亜梨子とか)が出るのかどうかとかも気になるところ。

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2006/03/27

召喚士マリア4 眼差しに切なさを、沈黙に優しさを。

オンライン書店ビーケーワン:召喚士マリア 4召喚士マリア 4

発売:2005.10
発行:富士見書房
安田 均原案 / 北沢 慶著
posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.30
終わりのクロニクルの合間を縫って読んでしまいました。
フレイムとマリアがひょんなことから仲違いをするという、王道中の王道展開。…ってあれ?マリアのお相手ってアルフレッドじゃなかったの!?(笑)

今回はヤキモチを焼きまくるアルフレッドもかなり必見ですが、フレイムとマリアのラブラブっぷりも見逃せません。というか一々台詞がエロいですよ、あなたたち。かのレジンキャストミルクが官能的ともいうエロさとすれば、こっちはとても健全なエロさで…いや、こういう展開大好物ですが!
しかし、第2巻から一々百合臭さが漂ってる気がするのは気のせいですか。

フレイム・マリア・アルの三角関係も見逃せませんが、そこにフリーダを加えた四角関係も見逃せないです。というか健気なフリーダさんに今回はときめき!この作品の女性キャラってツンデレ多くないですk(殴)

王道展開ファンタジー+ラブコメ好きにはたまらない話でした。

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2006/03/27

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(4) 示される世界

オンライン書店ビーケーワン:機動戦士ガンダムSEED DESTINY 4機動戦士ガンダムSEED DESTINY 4


矢立 肇原作 / 富野 由悠季原作 / 後藤 リウ著
角川書店(2005.11)

ステラ死亡、キラ撃破〜インフィニットジャスティス登場のあたりまで。

後半はアニメを見ていてもずっと萌えまくってた辺りなんですが
もうやばいね、この小説。

アスランがシンのこと心配しすぎで。

キラが撃墜された後の口論すら後藤さんにかかればアスランがシンを心配した結果という事に!この読書日記ではできる限り腐女子発言しないよう頑張ってましたがもう我慢できません(笑)
AAにいってからも、議長に言いように使われているシンを必死に説得しようと思い悩むアスランの姿はまるで悪い大魔王に許婚を攫われたヒーロードラマの主人公のようでした。( ご め ん な さ い …)

いやまあ、腐女子発言はこの辺にしておいて(笑)
本当にこのままのアニメ展開だと、シンってAA側には雑魚扱いされ、議長とレイには捨て駒扱いされ、ルナマリアとも微妙だし…で、ほんとどうしようもない扱いを受けていたので、こんなにシンのことを心配してくださる人がいたことが純粋に嬉しかったです、1人のシンファンとして。

その他、アニメから改善されてた事といえばスティングの死に様。
前巻でアウルが半ば予想した通りの結末を迎えてしまったスティングが本当に哀れ。
それだけに、最期アウル・ステラがお迎えに来る場面が本当に嬉しくて。それでも2人のことを完全に思い出す事は出来なかったスティングが可哀相で…。
連合3人には、天国ででも幸せになって欲しいです。

また、AAに行ったネオがステラたちのことで思い悩んだり、シンとの約束を守れなくて思い悩んでくれたのは物凄い嬉しかった。特にネオに関しては、ステラ達やシンの扱いを考えると、思い悩みもせずにあっさりマリューさんとよりを戻してしまわれるのはマリューさん好きとしても複雑だったのです。


兎に角、あらゆる意味で良くぞここまでアニメをフォローしてくれたな!という感じなのでアニメに納得いかなかった方は是非ご一読を!!特にアスランとシンの凸凹コンビ(カップリング?(笑))が好きな方は絶対読んで欲しい一冊です。

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2006/03/27

夜魔

オンライン書店ビーケーワン:夜魔夜魔

発売:2005.11
発行:メディアワークス
甲田 学人著
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.19
「Missing」の名脇役(というか悪役?)神野・詠子コンビの周囲で起こる怪奇を描いたハードカバー短編集。

個人的に、何故電撃文庫の作品がここで挿絵なしやハードカバー方向に力を入れ出したのか疑問なんだけど(ラノベはイラストがあってなんぼだと思うので)、でも甲田さんの小説は元々あまりラノベらしくない、小難しい内容なのでこれもありかな、と。
ただ、電撃HPに載っていた時は挿絵入りだったと記憶しているので、かなり贅沢な使い方してるなあと思います。ちゃんと挿絵がついてるものをわざわざ挿絵だけなしにして出版する意図がようわからんです。

空目様の小難しい都市伝説講義がなくなった御蔭で、ライトノベルではなく、完全な「伝奇・ホラー小説」という形になってしまってますね。学校の怪談とかそういう系の本だと思って読むと良いかと。Missingも背筋の凍る描写が満載でしたが、今度は「正義の味方」たる空目達がいない為、全話見事に救いのない展開となっています。ハッピーエンドじゃないと許せないという方は死んでも見ないほうがいいです。あと、オバケや怪談苦手な人。これ読むともれなく夜眠れなくなる、飯が喉を通らなくなるなどの副作用が起こります(笑)


尚、独断と偏見で一番怖かった話を選ぶなら断然「薄刃奇憚」。
元々プチ先端恐怖症のケがある私は吐き気を催しそうになるほどの破壊力でした。主人公がリスカする時の情景描写や心象描写が物凄い真に迫っており、もう始終自分が鳥肌。Missing5巻の赤名裕子が自分の眼球にガラスを突き刺す場面が延々と続くと考えてくれれば良いかと。それでも最後まで思わず読んでしまう辺りはもう甲田マジック。しかし、リスカの描写がリアルすぎて怖いんですが…甲田さん、リスカ経験あるの?とツッコミたくなりました。

読後感は最悪ですが、それでこそMissingてかそうじゃなきゃMissingじゃないよねということで、最高の読後感の悪さに★5指定(笑)

心臓の悪い方、怪談が苦手な方は絶対に読まないように!

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2006/03/27

世界のキズナ(1) 混沌な世界に浮かぶ月

世界のキズナ(1) 混沌な世界に浮かぶ月
世界のキズナ(1) 混沌な世界に浮かぶ月
有澤 透世

ぶっちゃけ久しぶりのジャケ買い(殴)
いや、挿絵描いてる某メイドマンガの作者さんが日記で宣伝しておられたので…。

人とのキズナを殆ど感じたことがなかった主人公がヒロインとの出会いによって少しずつ変わっていくといった
かなり王道的な展開で、安心して読めました。
対照的に、キャラクターのぶっとび具合は結構ミモノかと。

ただ、キャラクターの設定はぶっとんでいるのにそれを生かしきれていない、というのか
キャラクターの設定の割には破壊力が足りないなあ…という感じ。
ストーリーも駆け足で詰め込んだ感があったので、キャラクターを減らすか
ストーリーを途中で終わらせてでも各キャラクターの魅力を掘り下げてほしかったような…。

設定は面白いんですけども、読み終わってみると各キャラクターに対して異常に印象が薄いんですよね…。敵側のウーノ・サーノの2人のイカレっぷりは十分すぎるほど印象に残ったのに、味方側は…という感じでした。

続編が出るようですが、ぶっちゃけこれ以上どうやって展開するのかな?
一度世界が平和に戻ったところで1巻を終了させて、2巻で後半の話をやったほうが、
各キャラも彫りこめてよかったんじゃないかなーとか思います。

総合評価はとりあえず2巻待ち。
Missingみたくいきなり4巻あたりから面白くなる話もありますし…。

どっちかっていと椿あすさんのメイドガイが見れたのが
一番面白かったとか、そんな御主人様ファンで申し訳ない。

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2006/03/27

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(3) すれ違う視線

オンライン書店ビーケーワン:機動戦士ガンダムSEED DESTINY 3機動戦士ガンダムSEED DESTINY 3


矢立 肇原作 / 富野 由悠季原作 / 後藤 リウ著
角川書店(2005.9)

ステラが死ぬまでということでアニメでは自分的にはかなりだれだれだった
部分なのですが、普通に面白かったです。
流石だと思いました。
トダカとシンの繋がりが描かれていたのが個人的に嬉しい。
あと、シンがアスランを見下した真の理由も…。

あのあたりの展開でシンが嫌いになったアスランファンの皆様は
是非ともあの小説を読んでいただきたいです。
大分怒りが緩和されると思います…
てか最終回迎えて、アスランファンのシンへの冷たい反応が本当に辛いので
出来れば皆読んでほしいなー…。
あれ読んでも納得行かないなら思う存分嫌えばいいよ。

後はアウルの死亡シーンが大幅加筆されていたのが嬉しかったです。

本編に対するコメントはこのくらいなんですが、
後は小説版の解説に対するコメント。
この巻で書かれたのかどうかは良く覚えていないのですが
アニメでは長々とやってると面白くなくなるので心理描写は少な目って
発言があるんですけど…

個人的にアニメ版では小説版を読まないと理解できない部分が多すぎ、
小説と併せて読まないと製作者の意図は理解できない作品になってる気がします。
そんな作品を「完成したアニメ作品」と呼べるんでしょうか?

昨日の最終回を見て、本気で呆然としました。
あまりの出来の悪さに叫びたくなりました。
(元)主人公の放置プレイ具合に涙がこぼれそうになりました。

正直DVDのオマケ40分ごときで補完が出来るとは微塵も思っていないので
小説版の今後のフォローに期待します。

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2006/03/27

レジンキャストミルク

オンライン書店ビーケーワン:レジンキャストミルクレジンキャストミルク

発売:2005.9
発行:メディアワークス
藤原 祐〔著〕
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.19
「ルナティック・ムーン」の藤原・椋本コンビの新作です。
“欠落”と引き換えに特殊な力を手に入れた子供たちがバトルするという、そんなかんじの話。

個人的に見所なのは各登場人物の壊れぶり。
ここまでまともなキャラが居ない作品って言うのも珍しいんじゃ(誉め言葉)
主人公は酷くまともに見えますが、後半に進むにつれそんなことは全く無いということがわかってきます。
個人的には舞が好きです。壊れぶりが激しくて。

ツンデレと二重人格が大好きな私にはたまらない作品でした。
ただ、設定がぶっとび過ぎて一部ちょっと判り辛い部分があったかも。
戦闘モードに入るときの主人公とヒロインの発言がかっこよくて好き。

後半部分の彼らの会話は年齢指定入りそうな勢いでしたが!

兎に角、個人的にはオススメの一作です。