移転のお知らせ

このブログは2006年11月14日を持ちまして移転いたしました。
以降は下記URLにて更新を続けていきます。
記事はサーバー契約が続く限りは保存しておく予定ですが、
新規トラックバックやコメントは受け付けておりません。

移転先:http://urara.tank.jp/


カテゴリ内の記事一覧


TOP > レーベル別>角川ビーンズ文庫
2006/11/10

彩雲国物語 光降る碧の大地

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語彩雲国物語


雪乃 紗衣〔著〕
角川書店(2006.2)

医者を伴い、茶州へ舞い戻る秀麗。しかし住民達は“邪仙教”が広めた噂を信じ込み、奇病が秀麗の所為だと冷たい目を向ける。更に、石榮村へ向かった影月は邪仙教に捕らえられてしまい…!?

影月編完結。メインキャラクター達も精一杯頑張ったと思うけど、それ以上にシュウランや村の肝っ玉オバチャン達、そして貴陽の新人医達…と名前も無いような脇役が凄く光ってて良い。特に奇病を治療した際の新人医達の行動とラストのシュウランのセリフには思わずジーンとしてしまいました。秀麗が今まで官吏としてなしてきたことは確かに新しい風として朝廷(男社会)に影響を与えてきたけど、初めて同じ立場にいる女性達にその風を吹き込む事が出来たのかな、と思います。すごく感慨深かった。あとはやはり、ツンツンしつつも影月が心配でしょうがない香鈴が可愛くて仕方なかったですv

劉輝の出番は今回は非常に少なかったけど、単身で縹家の現当主と渡り合おうとする姿は非常にかっこよかった。ほんといい男に成長したよ劉輝…やはり以前のヘタレ馬鹿王な彼も好きでしたが。

あとやはりこの巻で大きなウェイトを締めるのはやはり朔洵。なんで生きていたか、とかは判らないけど彼に向かって影月がぶっちゃけトークするシーンが非常に好きです(笑)

肝心のラストですが…色々なレビューで書かれているけど、影月の最後はあんなんでよかったんですか、ねえ…?散々悲劇的に引っ張ってきて、そんな簡単にオチがつくっていうことに凄く違和感を感じます。最初からそうすればよかったのに〜と(陽月的には本来そんなことをするようないわれはない、って言えばそれまでなんですが)

そこまでのストーリーが実に上手くまとまっている感じだったので、ラストの展開だけ凄く違和感感じまくりました。前巻での後書きはなんだったんだ…というのもあるし。

とりあえずここで大きく分けての「茶州編」は終了?
個人的にかなりの影月贔屓だったので彼らと会えなくなるのは切ないですが、今後の展開に期待です。

TOP > レーベル別>角川ビーンズ文庫
2006/11/09

彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語彩雲国物語


雪乃 紗衣〔著〕
角川書店(2005.8)

新年の朝賀のため、貴陽に戻った秀麗。茶州復興の為に影月とまとめたアイデアを実現する為に各部署との交渉を行う彼女だが、計画を実行するには秀麗の登用に最後まで反対していた工部が立ちふさがる。また同時に、彼女の元には大量のお見合い話が舞い込んできて…?

とりあえずうっかり飛ばしてしまった前編を今更読了。
「心は藍よりも深く」で結構重要なネタバレを総ざらい読んでしまってから読んだので、「ああ〜あの設定知らなきゃもっと楽しめたのに…!」と思うことが多かったです。ちょっと残念…。

今回は今までとは違う「国王としての」劉輝がすごく印象的でした。国王としての責任や影響力を正しく自覚してしまっているが故にそれに縛られて生きなくてはいけない「劉輝」の孤独といいますか…が凄く切なかったです。いやでもほんと、最初と比べてイイ男になったなあ…と思う反面、序盤の子犬のような劉輝が好きだったなあとも思うのですが(笑)

個人的には工部VS秀麗の飲み比べが好きです。「心は藍よりも〜」でここのくだりを見たときに「なんでこんな美味しい場面を文章化しないんだ!!」と思っていたので。いやあ、文章化されてましたねー、しっかり。これから続編を買うときはちゃんと確認することにしますorz

TOP > レーベル別>角川ビーンズ文庫
2006/11/06

彩雲国物語 心は藍よりも深く

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語彩雲国物語


雪乃 紗衣〔著〕
角川書店(2005.10)

新年。朝賀のため貴陽に戻った秀麗は影月と二人でまとめた懸案を実現させるべく、連日奮闘していた。しかし、そんな彼女の元に茶州でとある奇病が流行っているという報告が舞い込む。同時に現れた謎の新興宗教の教主“千夜”は秀麗の茶州州牧就任が奇病の原因だと人々を煽りはじめて…

影月の過去やその運命などが一気に明らかになる影月編。

あんな必死に勉強して状元及第したというだけあって、何らかの事情があるんだと思ってはいましたが、まさかこんな暗い過去があったとは…。しかし、彼の運命のゆくえも気になるところですが、それ以上に香鈴とのゆくえも気になります。二人とも可愛すぎです。

しかし個人的には影月の暗い過去話も良いのですが、それ以上に序盤のコミカルな部分がお気に入り。

特にどんどんギャグ担当になっていく黎深オジサマとかね!!
あの気まぐれオジサマに振り回される吏部の面々はほんと大変だよなあ…新人の珀明君に幸あれ。

ラストにかけての、商人達や官吏たちとの秀麗のやりとりはお見事。
特に全商連とのやり取りは非常に良い。すっかり秀麗の言葉に踊らされて、茶州に行きたくてウズウズしてる医薬担当にニヤニヤ。官吏達の前での秀麗の演説は、1巻で劉輝に語った「町民」として在った彼女の決意や覚悟を決して忘れないという強い志が感じられてじーんとなりました。実際最近の政治家には是非こういう初心や民の立場で物事を考えることを忘れないで頂きたいです。

次回で影月編も決着。今まで以上に厳しい綱渡りとなりそうですが、秀麗や影月が幸せになれるようなラストを期待したいと思います…………ってあれ?影月編って3巻完結じゃなかったですっけ?このままだと2巻で完結しちゃ………







え、なにこれ?よんでないよ?





Σ゜゜       (д )

TOP > レーベル別>角川ビーンズ文庫
2006/10/24

彩雲国物語 朱にまじわれば紅

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語彩雲国物語


雪乃 紗衣〔著〕
角川書店(2005.5)

暇を持て余していた絳攸と楸瑛は書庫に現れるというオバケ退治をしようと画策するが…?!秀麗が後宮にあがる少し前に起こった事件と国試に纏わる短編の全3編+αを収録。

なんていうか、紅一家大爆発の回ですね(笑)初登場の秀麗のお母さんの漢らしさにニヤニヤしつつ、静蘭&邵可コンビの秀麗バカぶりに噴出しつつ、劉輝&秀麗の切ない恋に少し切なくなり…と盛りだくさんの短編でした。

何より、黎深オジサマのヘタレっぷりが最高!!
お兄さんの邵可に手玉に取られるのはとにかく、絳攸にまで手綱を握られてしまっているような気がしますね、この人。本来冷酷なキレモノのはずなのに、自分の大事な人間達にはめっぽう弱い黎深オジサマにメロメロです。もっと頑張れオジサマ!!(笑)

そして静蘭は元太子という肩書きはどこへやら、今回はすっかり生活観溢れるところをみせつけてくれました。どうしよう、市の安売り情報に敏感な元太子さまとか、超惚れるんですが。秀麗と邵可の前以外での本性丸出し静蘭に萌え。しかし今回は邵可様まで本性出しちゃってましたね…!!

一方、短編とはいえ今後の展開に大きく関わってきそうなストーリーも多く、その辺は見逃せません。秀麗のお母さんにも何かありそうですし、何よりも秀麗が恋愛恐怖症?になったきっかけにも何か深い理由がありそう。あと黄奇人の本音は一体どのへんに!?(待て)今後が益々楽しみになってしまいました…!

しかし、このシリーズ、キャラクター名が1発変換できなくて苦労します…特に邵可とか絳攸とか、どうやって出せというんだ…毎回感想サイトから該当のキャラクター名探し出してコピペです(…)

TOP > レーベル別>角川ビーンズ文庫
2006/10/19

彩雲国物語 漆黒の月の宴

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語彩雲国物語


雪乃 紗衣〔著〕
角川書店(2005.3)

指定された期間内に州都に入らないと官吏としての資格を奪われてしまう秀麗と影月だが、茶氏の妨害工作は激しさを増していく。茶朔洵の誘いに乗り、敢えて火中に飛び込む秀麗。
また、茶家の中では茶家当主の跡目を巡る争いが激化しつつあった。

春姫・英姫の女傑コンビが最高。特に春姫はどちらかというと香鈴みたいな深窓の令嬢的なキャラクターかと思っていたのですが、明らかにお祖母様の血を受け継いじゃってますね。特にラストの発言が最高です。結婚した暁には克洵が尻に敷かれる姿が目に浮かぶようだ。

最後に向けて事態がどんどん動いていって、それが一気に解決する爽快感はいつも通りなんだけど、今回は朔洵の動きがどうしても微妙だった気がします。どうせならドーンと静蘭に戦いを挑んで、華々しく散るくらいの動きが欲しかった。前回で凄く巨大な敵として描写されていたわりにはラストがあっけなさすぎで尻すぼみな印象。

朔洵の心象の変化などは確かによかったし、泣けたんですけどね。ただもう少しラスト以外でその心の動きがわかるような描写が欲しかったというか…あと前半で半分くらい事件が解決に向かいかけている所為か、今までより全体的に読み終わってもスッキリ感がないような…あれはもう朔洵のキャラクター的に仕方のないことなのかもしれませんが。

何はともあれ晴れて茶州州牧となった秀麗達の動向が今後も楽しみです。

TOP > レーベル別>角川ビーンズ文庫
2006/10/18

彩雲国物語 想いは遥かなる茶都へ

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語 想いは遥かなる茶都へ 彩雲国物語 想いは遥かなる茶都へ


雪乃 紗衣〔著〕
角川書店(2004.10)

新しい茶州州牧として任ぜられ、茶州へと向かう秀麗と影月達。しかし秀麗のような新州牧の存在を良く思わない茶氏の追っ手が彼女達を襲う。秀麗は仲間と離され、たった一人で旅を続ける羽目になるが…!?
静蘭と燕青の過去話に萌え死にそう。

穏やかキャラの血なまぐさい過去話は萌える。
しかも忘れたはずの過去が再び目の前に立ちふさがる…とか、そういう展開大好きですええ。予想以上に血なまぐさい静蘭の過去に乾杯。

っていうか何されたの静蘭!!(*`д´)=3

明らかに腐女子に妄想しろと言わぬばかりの静蘭の態度は何事ですか?ベーコンレタスなんですか!?なんか物凄い勢いで私の中の静蘭萌え度数が上がっていきますよ!?きっと世間では燕青との三角関係が主流だな!?とか強引に考えてみる。

はてさて今回は茶州編の前編ということで、今までのようにスッキリ終わって気分爽快といかなかったのが残念です。しかし2巻で密かに期待したとおりの変人ぶりを見せ付けてくれた龍連や新キャラのたらしッ子・千夜様が加わり秀麗の周りの男性模様はますます混乱の一途を辿るばかり。今まで色恋沙汰とはあまり縁のなかった秀麗にも色恋沙汰が舞い込み、その挙句今まで余裕ぶっこいてた静蘭まで本気になる様相をみせ…

…こう、ここまでキャラ増えると、あれだよね。
ゲーム化すればいいよ。勿論ルビーパーティ制作で。


そろそろマジメに感想言うと影月&香鈴の低年齢カップルが非常にいじらしいです。特に香鈴が秀麗の身代わりになるシーンはシビレました。また、逆境においてもめげずにすばやく最善の策を導き出す秀麗がかっこよかったですね。

ところで、「隠れヲタク的日々日常」さんの記事によりますと千夜様はあの子安武人氏だそうですが、今後彩雲国を読むとき、千夜様の部分はアンジェのオリヴィエ様声で読めばいいですか?

それとも某レザード・ヴァ○ス氏的ナルシス変態ヴォイスで読めばいいですか?

TOP > レーベル別>角川ビーンズ文庫
2006/10/16

彩雲国物語 花は紫宮に咲く

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語 花は紫宮に咲く彩雲国物語 花は紫宮に咲く


雪乃 紗衣〔著〕
角川書店(2004.8)

憧れの国試に見事三位の成績で合格し、初の女性官吏となった秀麗。しかし官吏となった彼女を待っていたのは今まで仲良くしてくれていた人々たちのよそよそしい態度や、“新人研修”という名の過酷な苛めの日々…!それでも挫ける事無く、必死に頑張る秀麗だがその裏では彼女を貶めようとする人々の陰謀が渦巻いていた。

吏部で下働きしたい。
なんだあの男のツンデレパラダイスは…!!萌えるじゃないか…!!

…という本音はさておきまして(本音かよ)、今回も新しく登場したキャラクターが非常に良いです。遂に揃い踏みしちゃった「怒らせたら怖い」紅家3兄弟最後の1人、ツンデレナマイキ弟の紅玖狼様。そして官吏試験トップで二重人格持ちな天然系ショタッ子・影月君、官吏試験4位で進士達が誇る自信屋でオレサマなツンデレ少年・碧珀明君…ってなんだ今回は美少年天国ですか!?二重人格とツンデレショタが大好きな私に萌え死ねとおっしゃるのですね雪乃先生!?

ストーリーはこれまで以上に過酷に、今までのような高官の方々の支援も無く自分だけの力で至難に立ち向かっていかなくてはいけない秀麗(…といっても、なんだかんだいって皆がヘルプに入ってるんだけど)。前半がストレスの溜まる展開なだけに、後半でどんどん自体が逆転していく様は見ていて爽快でした。紅家の恐ろしい「圧力」に爆笑し、秀麗や影月が官吏になろうと思った理由の部分でもホロリとさせられ、胡蝶姐さんを始めとした街の皆の本音のセリフにジーンと来ます。ほんと、読んでてこんなに気分がスッキリするシリーズはなかなか無いのではないでしょうか。

なんだかんだいって個人的に一番好きなのは黄尚書の素顔の下りです。官吏たちの慌てっぷりに大爆笑。前回の下りで少しだけ明かされていたものの、彼の恐ろしさが半端じゃないという事が今回明かされてしまったというか…美形恐るべし。なんか本人はいたって大真面目なのにあの顔の所為ですっかりギャグキャラ化してません?(笑)次回は茶州行きということで中央の人々の出番は少なくなりそうですが、今後の活躍に期待!!

TOP > レーベル別>角川ビーンズ文庫
2006/10/09

彩雲国物語 黄金の約束

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語 黄金の約束彩雲国物語 黄金の約束


雪乃 紗衣〔著〕
角川書店(2004.3)

街に戻り、再び父親や静蘭と3人で慎ましやかな生活を送っていた秀麗の元に、臨時の外朝での下働きの依頼が舞い込む。聞けば、今年の猛暑で殆どの文官が倒れてしまい、特に戸部の人手不足が申告らしい。男装して侍童の姿になり戸部の臨時下働きを始めた秀麗だが、上司である戸部尚書は大変な変人で…。

様々な“贈物”や策を弄して、秀麗の気を引こうとする劉輝が微笑ましすぎて可愛い。しかもそれが殆ど空回りしちゃってるのがまた…!同時に呆れつつもちゃんとその贈物を大事に取っておく秀麗の行動もなんだか可愛らしいです。

叶わぬ夢と知りながら、それでも官吏になる為の努力は怠らない秀麗の姿に胸を打たれます。ひょっとしたら…というか絶対にこの努力が無駄になると悟りながら、それでも努力するのは止められない。ある程度手近な目標があっても中々動き出せない自分には眩しく映ります。本当に秀麗のキャラクターは見ていて気持ちが前向きになりますね。

その秀麗の夢を叶えさせる為に、そして自分の身近な存在になって貰う為に国試の女人試験を実現しようと奮闘する劉輝。ただ寂しいから一緒にいたいと思うだけ気持ちと、ほのかに芽生えた男として一人の女性を愛する気持ちの間で自覚は無いけど本能的に悩んでいるような姿が印象的でした。今後その溝をどうやって埋めていくのかが気になります。

新キャラクターの黄尚書や燕青も今後の秀麗に深く関わっていきそうなので楽しみ。個人的には紅オジサマ(笑)が非常にお気に入りです。あとラストにちょっとだけ出てくる「あの人」…は今後どういう風にストーリーに関わっていくのでしょうか。続編が楽しみ。

TOP > レーベル別>角川ビーンズ文庫
2006/10/07

彩雲国物語 はじまりの風は紅く

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語 はじまりの風は紅く彩雲国物語 はじまりの風は紅く


雪乃 紗衣〔著〕
角川書店(2003.11)

紅秀麗は彩雲国でもトップクラスの大貴族の血を引く正統なお姫様…でも家は超貧乏で色々なバイトをしながら必死に食いつなぐ日々。そこに、高額報酬とともにあるお仕事がマイコンで来る。それは男色で昏君(バカ殿)と名高い国王の根性をたたきなおすため、貴妃として高後宮に入るというお仕事だった…!?
複数の人から薦められたので読んでみました。ルビー文庫+由羅カイリということでもう「これ、なんてネオロマンス?」って思ってバカにしてた私を許してください(でも「なんてネオロマンス?」っていうのは案外間違ってない気も…

基本的には紅家に拾われ、優しくて何でも出来る完璧系の家人・清蘭やバカに見えるけど実は結構キレモノな国王・劉輝を始めとして美形キャラが勢ぞろい。ネオロマ風な逆ハーレム展開あり、ともすればBLっぽい展開もあり…なのですが、でもそれだけじゃないのです。

とにかく、庶民派で行動派な秀麗のキャラが良いです!こういうストーリーでお姫様というとなよなよとして男の人に護ってもらっちゃう女の子のイメージが強いのですが、実家の財政難にもバカ殿な劉輝にもめげずに力強く、逞しく生きる姿が見ていて心地良い。また、高額報酬に目がくらんだだけではない、彼女が後宮に入る事を決意した「理由」も壮絶でした。普通の深窓の令嬢では絶対に真似できない彼女の強さを見ていると、自分も前向きにならなければという気分にさせられます。読んでいて自然に前向きになれる一冊です。

また、子犬のように懐いてくるけど実は暗い過去持ちな劉輝もツボ。しかも弟属性。こういうキャラは非常に好み。というか「カーリー」の感想でも申しましたが実はキレモノなヘタレ王子って大好きです。ツボです。

ラストの爺3人衆の(下手するとBLに見える)友情にもドキっときました。これはなんとしてもシリーズ読破するしかないですね…!!(笑)

TOP > レーベル別>角川ビーンズ文庫
2006/09/22

今日からマのつく自由業!

オンライン書店ビーケーワン:今日からマのつく自由業!今日からマのつく自由業!


喬林 知〔著〕
角川書店(2001.10)

ごく普通の男子高校生・渋谷有利はクラスメイトが苛められているのを止めに入ろうとして、逆に女子トイレの便器に頭を突っ込まれてしまう。ところがその便器に頭から吸い込まれたとおもったら、便器の先は異世界で、しかも「貴方は魔王です」なんて言われてしまい…!?

多分世間の「腐」女子に一番人気があるのではないかとおもわれるライトノベル。
あんまり露骨なのはちょっとなーと思い今まで敬遠してきましたが、古本で発見したので読んでみたら普通に面白かったです。もっと露骨にBL臭いのかと思ってたら普通にコミカルな異世界ファンタジー小説でした。

いやまあたしかに
ドキッ!魔族だらけの美男子大会!!ツンデレもあるよ!!
って感じではあるんですけど。

異世界に迷い込んでしまったら確かに習慣も慣習も違うよなあ…本人のあずかり知らぬところでなぜか男にプロポーズしてしまったり(しかも誰もそれに対してツッコミ入れてくれなかったり)、更に知らないうちに決闘することにされてしまったりで異世界間コミュニケーションの違いに振り回される姿に爆笑しました。

そして結構周囲のテンションに流されながらも、いざというときは熱く決めてくれる有利に燃え。
何気に色々とかかわりありそうなコンラッドとのコンビも良いですし、ちょっと暴走気味の指南役・ギュンターも良い味出してます。(でもギュンターさん…いくら●薬の所為とはいえ、鼻血はどうかとおもうよ鼻血は…!!)

何より頭脳派ツンデレ生意気少年スキーとしては金髪生意気美少年ヴォルフラムのツンデレっぷりに終始踊らされっぱなし。本人は態度に出していないつもりでも、段々有利のペースに乗せられていって気が付くとかなりなついてる…というその経緯がたまらんですよ。男のツンデレってほんと萌えますね!!